地球に寄りそうサスティナブル住宅

スクラップ&ビルドをくり返す現代住宅はもう卒業。バレナは次世代に引き継ぐ本物の家造りを提案します。

既成概念を打ち砕け

この度、年末にホームページをリニーュアルしました。

 

弊社の家造りをダイレクトに伝えるために、その冒頭で、住まい手が心地よく暮らせる「くうきを創る」を提案しています。

 

それは日々の生活の中で、「家族とのほんわか触れ合うリビング」だったり、「真冬どこにいても温かい空間」だったり、ダニやカビの原因となる結露のない「呼吸する家の提案」だったり…、空気感を大切にしたい、という考えからです。

 

住宅展示場めぐりをしていると、最新の住宅事情がわかり,とても参考になります。でも、何件もまわっていると、断熱気密性能はこの家のほうが高いとか、設備はこちらのほうが便利だとか、較べる基準がそういうところに目がいってしまって、「これがスタンダード住宅」と、つい勘違いしてしまします。

 

弊社では、ほんとうに自分が住みたい家は何なのかを、住まい手の思いを聞きながら一緒に考えていきます。

 

話しは変りますが、20代のころよく外国旅行に出かけました。時代はバブル景気のまっただなか。忙しい日々でしたが、あたりまえのようなレールを敷かれた毎日に、疑問を感じて飛び出したのです。日本という国が華やかなで楽しかったけれど、窮屈でした。

 

それが異国に行くと、列車は平気で遅れるし、親切心で網棚に荷物を乗せてくれたと思ったらお金を要求され、社会主義の国ではホテルの部屋がガラガラなのに満室だと言われました。日本の常識が通用しない世界。

 

アラブの世界ではカフェに行くと、男性だらけで現地女性は皆無。街を歩くと女性はアバヤという民族衣装を身にまとい、忍者のように顔をまで覆っている人たちも。男性社会だから保守的…?! それなのにディスコでは、派手な格好で陽気に踊っていたりする。想像と違う。

 

最初は苛立ちもどかしさが多かったのですが、その国の空気に身をおくと、しだいに力が抜けて気持が軽くなりました。かしこまって肩肘を張らない。

 

来年はそんなニュートラルな感覚で過ごしたいものです。

 

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↑今年最期の引渡し物件

 

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↑今年12月に上棟した白馬の別荘地