地球に寄りそうサスティナブル住宅

スクラップ&ビルドをくり返す現代住宅はもう卒業。バレナは次世代に引き継ぐ本物の家造りを提案します。

未来都市となれるか湾岸エリア

20年ほど前、仕事で中国の上海へ出かけました。空港からホテルへ向かう途中、街のいたるところで建設中の高層ビルを見かけました。よく見ると、ビルを覆うのは竹で組んだ工事現場の足場。最上階まで続くその光景は、壮大で衝撃的でした。

 

その数年後、再び上海に滞在することになりましたが、「こんなところにビルが建てていたかな?」というくらい高層ビルが林立し、中国の経済発展の勢いを肌で感じました。

 

先日、築地市場の移転先、豊洲に行ってきました。周辺を歩いてみると、高層タワーマンションを中心に街が広がり、安曇野に住む私にとっては、間近にあるビル群を見ているだけで、圧倒されてしまします。

 

ここ20数年、建築関係の展示会があると毎年のように東京ビッグサイト東京国際展示場)へ出かけましたが、「りんかい線」や「ゆりかもめ」から車窓を覗くと、未来都市建設中のような印象を受けました。

 

上海のように急激に発展している未来都市?!

 

この周辺湾岸エリアは私が20代の頃、湾岸道路のイメージしかなく、記憶にあるのは、お台場砲台跡、船の科学館(1974年~・2011年から本館展示休止)と東京港トンネル。お台場はボードセイリングを楽しむ人たちの人気スポットでした。

 

さらに遡れば、ゴミ焼却場のために埋め立てた人工島=「夢の島」。TVや新聞でも取り上げられ、子供の頃はハエが飛びまわるゴミの島と呼んでいました。

 

現在では湾岸エリア周辺のウォータフロントに、フジテレビ、ダイバーシティ東京プラザ、ヴィナースフォート、アクアシティお台場東京ジョイポリス日本未来科学館大江戸温泉物語など、さまざまな施設が揃い、食事やショッピングするにも魅力的な店がいっぱいあります。

 

2020年東京オリンピックでは選手村が晴海が舞台。その跡地は「HARUMI HULAG」という居住地区になるそうです。「東京のどまんなかに24棟・5632戸の約く12,000人が暮らす街づくりを実現」がキャッチフレーズ。

 

このなかには、シニア住宅、商業や保育施設、小中学校、公園などもあり、「ALL IN TOWN」として、あらゆる世代に住みやすいユニーバーサルデザインの街を目指しています。

 

10年後、20年後、この街がどのように変貌していくのか興味が湧いてきます。

 

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↑建設中のHARUMI FULAG

 

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ららぽーと豊洲の東京クルーズ乗り場から見る夜景 

 

 

 

TVのない自然だけの素敵な過ごしかた

古民家再生がひそかなブームです。ナマコ壁を塗る左官屋さん、屋根葺きかえの修繕をする瓦店さん、建物を修復する大工さんなど、来春まで仕事がいっぱいだそうです。

 

弊社でも松本市中山で、古民家の母屋を民泊としてリノーベーションしました。天井を取り除き、梁を表して以前の吹抜けに戻し、浴槽、シャワー、トイレなどの水廻りは、機能的で清潔な部屋に変身させました。

 

丈夫そうな太い柱と梁が見えるようになると、どこか落ち着きます。

 

室内はキッチン、家具、照明器具などや薪ストーブなどお洒落にデザインされていますが、TVは置いていません。何故なら畑から採れたての食材を使ったBBQや水田の真ん中にあるコテージでの昼寝など、自然を満喫するメニューが揃い、TVなしでも日常生活を忘れさせてくれるから。

 

松本市里山辺のホテルで、最近リニューアルされた客室もTVを置かなかったそうです。SNSの影響で必要がなくなってきたこともあるかもしれません。それにかわってWi-Fiは必須条件になっています。

 

TVがない宿というと、30年前に泊まったロタ島のパウパウホテル(1999年閉鎖)を思い出します。もちろん電話もなし。ロタはグアムとサイパンの中間地点にあり、透明度の高いサンゴ礁の海は、ダイバー憧れの島として今でも知られています。

 

観光地のような買物を楽しむ土産物屋はありませんが、島民たちは素朴でフレンドリー。町を歩いていると気軽に手を上げ、声をかけると家の中まで気軽に招いてくれました。

 

パウパウホテルは、自然しかないホテルですが、プールサイドにあるバーで一日過ごしたり、小型潜水艦で海中探検したり、スタッフと天体望遠鏡で満天の星を眺めたり……、それでだけで十分普段の生活を忘れさせ、心を癒してくれました。。

 

滞在時に集まっていたお客さんは、社員旅行に女性社員とふたりだけでやって来た弁護士先生、スキューバーダイビングのインストラクターに会いに来たOL、社員を引き連れ海に潜りにきた町工場の社長など。スタッフはというと、英語がわからず日本語と身振りで受け答えする入社したての男子。小説でも書けそうなユニークな方たちばかりでした。

 

東京で広告や雑誌の仕事をし、旅行ガイドブックでロタ島取材に行った私は、飛行機の不具合でこの小さな島で、1日半足止めを食いました。

 

先日久しぶりに1990年7月16日発行のこのガイドブックを引っ張り出してみると、当時の記憶が蘇ってきました。編集後記には懐かしい旅好きのライターばかり。その一部を見ると……。

 

「神戸からやってきた弁護士の先生、チャモロ・ディナーではヤシガニどうもありがとうございます。飛行機が遅れて「30時間もかかった」とブツブツいいながらも、南の島の楽しい話をしてくれたNさん、今頃どうしているのかナ。ノリが南国チックなスタッフのIさん。今夜も宿泊客のために星を語っていますか? ボクが今回気に入ったのはロタ島のパウパウ・ホテル。ここに滞在すると誰もがナチュラルな気分になれる!

 上川 良夫

 

「ロタ島初体験の私は、手つかずの自然が残るこの島をすっかり気に入ってしまい仕事を忘れて、リゾート・ライフを満喫(もちろん、一緒に行ったスタッフも同様)。「やっぱり取材する側もリゾートしなきゃ、いい原稿は書けないもんね…」というスタッフの弁になるほど、と思いパウパウ・ホテルのプールサイドで久しぶりにのんびり。心とカラダをリフレシュしてきました。もう一度行きたい場所です。

 中山 涼

 

このペンネーム、上川さんは私、中山さんは来年結婚30周年をむかえる私の妻です。

 

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大自然のど真ん中、中山の水田コテージ

 

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↑ロタ島はグアム、サイパンのオプショナルツアーとして掲載

 

木造なのに外観はRC打ち放し⁈ リアリティーを追求する

松本市国道19号線沿いにあるビクトリアンクラフトは、英国アンティーク家具と雑貨のお店。ダイニングテーブルやチェアをはじめ、照明器具、食器、ステーショナリー、ファブリックなど、所狭しと並んでいます。

 

使古したキズや色落ちなどがあるのですが、どこか愛着が湧いてきます。

 

以前、施主様の希望で、この店で玄関ドアを購入しました。ロンドンの通りで使っていたアパートドアで、かなりの年期もの。ドアに貼られているナンバープレートやレトロなステンドグラスを見ていると、ロンドンの街並みの雰囲気を思い浮ばせます。

 

扉はホワイト、ブルー、グレーなど、住人が塗装を何度も塗り直した痕跡があり、歴史を感じます。お店ではサイズ直しや再塗装して、お気に入りの玄関ドアにリペアしてくれるので、施主様は扉を真っ赤に化粧直ししました。

 

一見派手に見えますが、取付けてみるとお洒落で道行く人の目を引きます。家の顔、これひとつで住み手の個性が窺われます。

 

ビクトリアンクラフトでは店内撮影がOK。気になるインテリアを撮ると、どのカットを見ても絵になります。アンティーク家具をひとつ置くだけで部屋の表情が変わる。勉強になります。

 

現在弊社では、白馬村で集合住宅をはじめ、貸ホテル、3連棟の貸別荘や簡易宿泊所などを建設中です。その中で施主様から外観をRC(鉄筋コンクリート造)打ち放しにしたいという要望がありました。

 

建物が木造二階建てだったので、当初は外壁に打ち放し風のサイディングを考えていましたが、デザインパターンが決まり、板状に貼り上げるので、できばえはリアリティーに欠けます。型枠に生コンを流し込んだ自然な仕上がり。

 

そこで思い出したのが、タイル屋社長のご自宅。RC打ち放しのように外壁にモルタルで型枠や型枠補強ピーコンの穴の痕をつくり、表面は本物そっくりに。通り沿いにある建物は、車を停めて「これRCじゃないの?」と見学に訪れる人もいるそうです。

 

今回、白馬の物件ではこの施工方法で挑戦しました。白馬村のみそらの別荘地に建っているので、ご興味のある方はぜひお探しください。

 

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↑建設中の木造打ち放しの家

   

OK Google、住宅のIoT化って?!

6月初旬、都内のビルの一室で、電気メーカーの住宅設備の説明会ありました。

 

その内容は、「家族みんなが、住むほどにカラダもココロも元気になる。IoTを活用した住宅の話」。最近よく耳にするIoTは、Internet of Things=モノのインターネットの意味。モノに通信機能を搭載して、そこからインターネットに直接アクセスすることで、自動認識、制御、遠隔操作を行えるシステムです。

 

AIやロボットが活躍する現代は、第4次産業といわれています。特にインターネットサービスは日々進化し続け、IoT商品・サービスは急速に増えています。

 

住宅でいえば、太陽光発電システム、蓄電池、給湯器、エアコンなどの住宅設備がインターネットとつながること。

 

たとえば真冬の外出先からの帰り道。家は暗くて寒くて、すぐに部屋を温めてお風呂に入りたいのに、それは無理。凍りつく部屋の中で、電気を付けて、エアコンをONにして、お風呂のお湯をはる。こんな経験は誰でもしているはずです。

 

IoT化すると、帰宅前にスマホで照明を点け、エアコンで部屋を温め、湯をはったお風呂に入れるように準備する。日々の不便や我慢していたことが、ストレスレスになり快適になります。遅刻しそうで慌てて家を出て、玄関錠をかけたか不安なとき。IoT化なら直ぐにスマホで施錠確認ができます。

 

2017年、グーグルやアマゾンからスマートスピーカーが発売されました。音声操作に対応したAIアシスタントで、住宅業界でも注目されています。たとえばグーグルのスマートスピーカーでは、「OK Goole、電気を点けて」、「OK Google、エアコン付けて」とお願いすると、音声で機器が連携して操作してくれます。

 

住宅の商品開発は、様々な技術進化により、省エネ住宅→スママートハウス→ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)と取組んできましたが、普及拡大するにはまだ至っていません。そこには建築費アップというコスト面での課題が ありました。

 

IoT住宅仕様は、月々のサービス使用料無料、20万円ほどで設置可能という商品も出ています。ここ数年で一気に普及しそうな気配のIoT化に、住宅のさらなる進化を感じます。

 

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パナソニックAiSEG2カタログ。声で機器をコントロール

 

 

 

浮遊感を楽しみたい!

家造りでなかなか表現できないのが浮遊感。宙に浮いているようなフワーッとした感覚でジェットコースターに乗っているときや、スキー場でリフトに揺られるときのちょっぴり不安な気分です。

 

飛び込み台の先端に立ってジャンプする時のドキドキ感や、仰向けになって大海原海に漂うのも、その一つかもしれません。身を任せることで、不安定なのに気持ち良さを感じます。

 

映画「タイタニック」では、デカプリオ演じる主人公ジャックが、上流階級の娘ローズと運命的な出会で、互いに惹かれ合い船の舳先で両手を広げる有名なシーンがありますが、あのシーンを観るたびに浮遊感を感じます。

 

建築では、耐震や耐風圧を考えて安定感のある建物をいちばんに考えます。

 

でも時々遊びの空間が欲しくなります。そんな時、趣味に没頭する隠れ家、ゴロンと寝そべるだけの畳コーナー、炎を見つめるための薪ストーブ…。

 

敷地にゆとりがあれば建物に張り出したテラスを設置して、くつろぎの空間でのんびりしたいものです。

 

先日そんな素敵な場所を白馬村岩岳山頂でみつけました。昨年10月15日にオープンした「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバ・マウンティン・ハーバー)」です。標高1,289mの山頂テラスからは、白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬槍ヶ岳)の絶景が一望できます。

 

もともと冬場はスノーボーダースキーヤーで賑わっていましたが、テラスが完成してからはオールシーズンで、雄大北アルプスを間近に体感できるようになりました。先端に突き出した展望テラスは、壮観でゾクゾクします。

 

こんな空間をいずれは住宅の中にも表現できたらいいなと思っています。

 

山頂の山麓駅へのアプローチは4人乗りのゴンドラリフト「ノア」で約8分。下界を見下ろすスリリングな眺めも魅力。

 

テラスにはニューヨーク老舗のパン屋「THE CITY BAKERY(シティ・ベイカリー)が出店し、信州サーモンや信州豚のサンドウイッチがおすすめ。

 

ぜひお出かけください。

 

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↑「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」は絶好の撮影ポイント

 

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↑ニューヨーク生まれの「 THE CITY BAKERY」。

 信州の素材を使った白馬限定のサンドウイッチ

 

 

 

 

 

原人の対応力

T大工さんとはじめて仕事をしたのは15年以上も前こと。確か松本市内の料亭跡地にそのオーナー家族の自宅を建てたときでした。

 

「床の間には倉庫に保管してあったネズコの木を使って」、「コーナーにはジグザグに枠を模って稲妻を表現したい」、「玄関脇には竹の床柱とポスト口を」…。京都の建築家の細かい注文にも難なく応え、楽しい家造りができたのを今でも覚えています。

 

その後、木造三階建ての旅館の耐震工事では一緒にジャッキアップして床を持ち上げたり、木造の難しい納まりでどうしたらいいか相談したりと、同じ年齢ということもあって、私の家造りには欠かせない存在になっています。

 

Tさんは宮大工の弟子として10年以上働いていたので、寺社をはじめ和風建築が得意。大町在住で田畑を耕し、ニワトリを育て、ミツバチの養蜂をして日々の生活も満喫しています。また地元の猟友会に所属し、メンバーとシカやイノシシなどを獲りに行くのを趣味にしています。

 

獲物はその場で解体して皆で分けるそうで、時々シカやイノシシの冷凍した生肉を持ってきてくれます。今年いちばんの収穫はクマの肉。妻にその塊を渡すとそのワイルドさについていけないようで、まだ一度も会ったことのないTさんを「原人」と呼ぶようになりました。

 

最近は新建材を使った住宅が増え、Tさんのように手加工で昔ながらの家を建てる大工さんは減ってきました。手間暇かけるよりも、ラクして効率よく造るのが最優先に。

 

こちらが求める施工に対して自分流を主張し、できるアピ-ルをする職方もいますが、いざ依頼すると材料の拾いができなかったり、見映えを考えずに施工して仕上げがきれいでなかったり、残念なことがときどきあります。

 

弊社では昨年の暮から松本市内で古民家の改装工事をしています。メイン大工はもちろんTさん。工事は梁や柱を新建材でくるんでしまった建物を元の状態に戻し、浴室やトイレなどの水廻りは一新して機能的で快適に造り直しています。

 

骨太の構造躯体を復元するのは、ワクワクします。ただ新しくするのではなく、あるものを生かすことを考えます。

 

新建材の床を取り除こうとTさんがのこぎりを入れた時、かすかにケヤキのにおいがしたそうです。あわててのこぎりを止めて床をはがすと、もともとあった元のケヤキの一枚板が表れました。そこで板に貼り付いた接着剤を削り落とし、以前あった状態に戻しました。

 

また、新たに室内ドアを建て込む時には今ある建具を利用できないか、壁を解体するときはそこだけ違和感がないようにするにはどうしたらいいか、などTさんはいつも一緒に考えてくれます。

 

今年の3月、引き渡した大町の集合住宅でもコラボしました。社宅として造られた建物は、限られた予算の中での試行錯誤の連続でした。自然素材を取り入れた開放的な空間は入居者の親御さんにも好評で、私たちの仕事の励みになりました。

 

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↑2階へと続く露出階段

 

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↑単身者向けの集合住宅

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↑ロフト風の2階は山小屋をイメージ

 

 

 

新元号をむかえて…

「最近は戦争がないよね」。妻と結婚した頃、義祖父が話したこの言葉には衝撃を受けました。

 

日清戦争(1894年~1895年)、日露戦争(1904年~1905年)、第一次世界大戦(1914年~1918年)、シベリア出兵(1918年~1922年)、満州事変(1931年~1932年)、日中戦争(1937年~1945年)、第二次世界大戦・太平洋戦争(1941年~1945年)。

 

確かに明治生まれの人にとっては、10年に1度は戦争が起こったことになります。

 

いまでも世界中では毎日のように内戦やテロが勃発していますが、私たち日本人にとっての戦後は第二次世界大戦で、それ以降は平和な日々を過ごしています。

 

私もそのひとりですが、戦争から13年後に生まれた身にとっては、みんなが一つの方向に向かい一生懸命に働いていた気がします。がむしゃらだったけれど、近所の人たちも親切でほっこりする場所がありました。

 

元号をむかえて平成という時代はIT化が進み情報量が爆発的に増加しました。情報をさがす作業はインターネットで、コミュニケーションはSNS。いまではスマホがなければ不安に駆られて、何も手につかないという人も多いはず。

 

ある事務機器メーカーの営業の方から、「最近の若い人はスマホタブレットでタッチ操作しかしないので、キーボードが苦手ない人がいるみたいですよ」という話を聞きました。

 

先日、「夕食にカレーが食べたい」という妻の希望で、大町市にあるネパール料理の店に行きました。その店は市街地から少し離れた、人気のないアーケード商店街にありました。

 

スナックの看板が目立ち、店の前では子供たちが机を並べて宿題したり、サッカーボールを蹴ったり…。

 

「昭和の雰囲気。ノスタルジック」と思わず目を合わせました。

 

店内は閑散としているのではと思いきやいっぱいで、若い女性や日本語を話す外国人家族など熱気に包まれていました。「ちょっと待ってね」と店主は小上りテーブルに座っていたカップルのスペースを詰めさせ、その隣に私たちを招きました。

 

テーブル正面には黙々とスープをすするひとりカレーの女性。

 

こんなに人が近い食事は久しぶり。ダルバートという料理はやたらにしょっぱかったですが、それ以上に店の雰囲気はインパクトがありました。

 

時代が変っても「人間くささを大切にしたい」。新元号でも突き進みます。

 

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↑懐かしさを感じる大町名店街