地球に寄りそうサスティナブル住宅

スクラップ&ビルドをくり返す現代住宅はもう卒業。バレナは次世代に引き継ぐ本物の家造りを提案します。

桜の季節を感じながら和やかなひととき

何気ない日常生活でのちょっとした出来事は、けっこう刺激的だったりします。私たち家族にとって3月のイベントは、娘の彼とご両親との食事会。諸事情あって延び延びになっていましたが、4月に入籍することが決まりこの時期になりました。

 

心配性の妻は何事も準備万端でないと気がすまない性格。当日に着ていく服から、待合わせ場所まで、2ヶ月以上前から決めていました。食事会場は夕食でかしこまるよりも、カジュアルなランチにしようということで、娘たちが東京・溜池山王にあるホテルのビュッフェを予約してくれました。

 

「ねぇ、食事代の支払いって、それぞれの親で折半するの?」、「ビュッフェだと、どのタイミングで料理を取りにいったらいい?」。そういえば自分たちのときは、私が選んだ高田馬場にあるイタリアレストランだったけれど、あの時は誰が支払ったのだろうか?

 

その記憶はまったくない。でも後の義母が私の父の顔を見て、「なんか伊丹十三監督に似ていない?」と言ったことは、今でも覚えています。お酒好きな義母は、ワインのほろ酔い加減で、初対面の両親にもフレンドリーでした。

 

結婚後は夕食になると、お酒が飲めない義父と妻の代わりに、晩酌のお供をしていました。最近では、お酒をこよなく愛する娘がお相手しているようです。

 

話を戻してランチの支払いですが、キャッシャーの前でそれぞれが財布を出すのも変なもので、娘たちに払ってもらうことになりました。食事会は終始和やかなムード。ビュッフェで席を立つ間も気分転換できてよかった。妻は料理のマナーをネットで調べてシュミレーションしていましたが、思い通りの食事ができたかは定かではありません。

 

小説やTVドラマでは、結婚式以外で両家の家族が顔を合わせるシーンは少なく、ストーリーとして面白くないのかもしれません。でも、結婚という道筋のなかでは重要ことだなって思います。それは彼のご両親やお兄さんと話をしているうちに、彼の人柄が見えてきたからです。娘が選んだ人だからと信じていましたが、少し安心しました。

 

「この親にしてこの子あり」といいますが、私たち夫婦はどう見られていたのか……。次なるは、来年1月の結婚式。妻の準備がいつはじまるか、いまから戦々恐々しています。

 

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↑ホテル近くの「桜坂」。あの有名な歌の舞台ではありませんが…

 

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 ↑6日前の桜は一分咲き。今日はたぶん満開ですね