地球に寄りそうサスティナブル住宅

スクラップ&ビルドをくり返す現代住宅はもう卒業。バレナは次世代に引き継ぐ本物の家造りを提案します。

こんな時だから…

連日の新型コロナウイルス報道は、いつ収束に向かうのか先が見えなくて不安感が蔓延しています。特に飲食店やホテル、旅館、旅行代理店は大打撃。

 

1か月前、日光近くのあるホテルではキャンセルが続出で、社長が数千万円の銀行融資をお願いしたという話を聞きましたが、その後近所の飲食店に行くと、卒業・入学式や新入社員の歓送迎会の予約が一機になくなり、3月分の予約がすべて無くなったという話を聞きました。

 

建設業界では、部品の供給が滞り、トイレ、IHクッキングヒータなど水まわりの設備機器の納品がストップしています。TOTO、LIXIL、パナソニックなどの商品を発注してもメーカーが受け付けてくれず、いつ納品できるかの回答がでてきません。

 

3週間前から、メーカーや納材店から設備機器の受注停止連絡がFAXやメールで連日のように流れてきます。

 

3月は年末の竣工物件が多く忙しいのですが、設備が入ってこないため引き渡しできない物件が増えています。国交省からは設備未設置でも「速やかに工事を完了させ、完了検査の申請を済ますように」という通達がありました。

 

弊社の引き渡し物件は、コロナウイルス騒ぎの前に設備機器を発注したので、3月においては何とか切り抜けました。

 

とはいえ、今後の物件に関しては納品見通しが立たないため、決まっているものは早めに発注をかけています。発注予約は先着順ということもあり、ハウスメーカーの中には8月先まで押えているところもあるそうです。

 

ティシュペーパーやトイレットペ-パーの買い占め騒動のような風評被害もあります。長野県のコロナ感染者は松本市にある工務店の社長夫婦というデマ。その社長さんは自社のHPと自費で地元の新聞広告に「事実と異なる」ことを掲載しました。

 

自分の力ではどうしようもできない怖さ。その情報源が確かなのか見極めることが必要だと感じます。

 

昨日、大工さんから基礎の土台に使う鋼製束や外壁に貼る透湿防風シートが、欠品しはじめて心配だという連絡がきました。これは取引している金物屋さんからの情報でした。そこで取引している納材店に聞いてみると、弊社が取り扱っている商品については、国内生産だから今のところ問題ないとのことでした。

 

中国製品のビスや透湿防風シートは、確かに入りづらくなっていますが全てが無いわけではない。弊社が取引している金物屋さんのご主人は、「その傾向はありますけど、ほかのところより少し高い問屋に行けばありますよ」、と。

 

不安感で買い占めに走りがちですが、情報の中身をしっかり吟味して判断したいものです。

 

コロナウイルス感染による影響でこの一か月、長野市での講演会、東京での懇親会や展示会、名古屋のお客様の創業祭…など、すべて延期、中止になりました。できるだけ不特定多数の人と接しない。

 

そんななか、毎日早朝ウォーキングを始めました。きっかけは、スマホのアプリで一日歩く距離が平均890mだったこと。ショッキングでした。クルマでのドア・ツー・ドアの生活は、電車通勤していた東京の暮しよりも歩行距離が相当短かった。

 

自然の中で生活すれば健康的というのは間違い。年々血圧やコレステロール値が上がり気味で、筋肉も落ちてきています。そこで1日4キロを目標に、雨の日も風の日も、雪の日もウォーキング。天候が良い時は妻も一緒です。

 

彼女はミシュランタイヤのキャラクターのような格好で防寒対策をバッチリ決め、前日の出来事を話してくれます。有明山の風景は四季折々変化しますが、その中で思いっきり空気を吸い込むと、爽やかでコロナウイルスない健康的な生活がおくれるような気分になります。

 

また最近、浴室で音楽を聞いてリラックスするために防水スピーカーを購入しました。JBLのCLIP3BLK。コンパクトながらblueoothを搭載。最大で10時間ワイヤレス再生ができ、ハンズフリー通話にも対応しています。

 

スピーカーはふだん家にいない私に代わって、ダイニングのカレンダーと一緒に吊るされ、妻の愛用品となり、私はいまだにお風呂でくつろいでいません。

 

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↑持ち運びに便利なJBLのCLIP3BLK