地球に寄りそうサスティナブル住宅

スクラップ&ビルドをくり返す現代住宅はもう卒業。バレナは次世代に引き継ぐ本物の家造りを提案します。

見えない力をくい止める

一般社団法人エコハウス研究会の第4回全国大会が新宿で開催されました。その内容は弊社が推奨している「そらどまの家」の事例発表会。工務店設計事務所がたずさわったそらどま体験や、研究者による居住環境データなど、様々な興味深い報告がありました。

 

そのなかで今回新たに発表されたのが「オールアース住宅」の提案。近年国の政策で「断熱」、「省エネ・エコ」「創エネ」などが求められています。そのために関わってくるのが室内の温熱、湿度、空気。さらに考えなければならないのが電磁波の問題です。

 

快適な住空間を実現するためには。温熱、湿度、空気、さらに電磁波のバランスが重要。これらを含めて、健康を維持していこうというのがオールアース住宅です。

 

電磁波は目に見えませんが、過敏症で健康への悩みを持つ方が多いと言います。パソコンが普及し始めた約20年前、勤務していた工務店では、妊婦のために電磁は対策用のエプロン着用をしたり、新築住宅の建物の中心に直径1メートルの穴を掘り、その中に炭を埋設して巨大な炭素棒を造って、磁場を安定させたりしていました。

 

電化製品の普及により、生活は便利になりましたが、この50年間で電気使用量は10倍急増して、その副作用としての電磁波の影響も考えなければいけない時期にきています。

 

家電による直接的な懸念もありますが、もっと対処しなければいけないのが、屋内配線。この20年間でその量は5~6倍にまで増えているそうです。オール電化住宅の普及もあり、コンセントの数も4倍になっていますが、日本の場合、100V電源は欧米のようにアース付のタイプ少ないのが実情です。

 

そんななかで、エコハウス研究会では電磁波対策への取り組みをはじめました。弊社でも健康な生活をおくるために「オールアース住宅」を広めていきます。

 

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