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地球に寄りそうサスティナブル住宅

スクラップ&ビルドをくり返す現代住宅はもう卒業。バレナは次世代に引き継ぐ本物の家造りを提案します。

オプションという名の誘惑

「一生に一度だから行こうよ」。妻のそのひと言で、来年1月に結婚式を挙げる娘の衣裳合わせに立ち会いました。衣裳店は都内のとあるビルの3階。こぢんまりした店内にカラフルなウェディングドレスが、ショーケースいっぱいに並んでいます。

 

結婚式はいま流行の楽婚(ラクコン)。若いカップルにはうれしい自己資金3万円プラスご祝儀で結婚費用がまかなえるという。しかも支払いはご祝儀が集まってからの後払い。ホテルの会場は、人気の日取り以外の空き会場を利用するので、スタンダードな結婚式をロープライスで、挙行できるという。

 

ドレス選びは、二冊あるカタログから候補をピックアップ。それを試着してみて気に入ったものに決める。一冊目を開くと、「そうそうこれだよね。パンフレットの表紙に載っていたの」、娘の夫が興奮気味に話す。ゴージャスで、二人でいいねって話していたウェディングドレス。

 

それを聞いた店の人が、「すみません、こちらはオプションになります。お客様のご利用料金では…」と、もう一冊のカタログをすすめる。予算内のカタログでは、娘たちのテンション下がりっぱなしで、選択肢はこれならこっちのほうがまだいいかという、消去法に変った。

 

そばで見ていた妻は、「一生に一度だから」と私に目配せした。こういうときのアイコンタクトは、受け入れるしかない。オプション分を献上することにしました。

 

弊社ではお客様と話をしながら、プランを考える「逸品生産の家」を目指しています。建物仕様は人それぞれで、金額も一軒ごとの見積もり。同じ建物でも建築コストは変わります。

 

よく建物の本体価格は、坪35万円など聞きますが、これは見た目の価格を最低限の仕様で安く押えて、オプション工事で全体のコストを上げる手法を使っています。いろいろ追加していくと、結果的には高い買い物になります。しかも必要のないものまで付いていたりして…。

 

本体価格が安いからといって、オプション工事では「ま、いいか」とチョイスしがち。知らないうちに思っていたものとは別物で、しかも高かった、なんていうことにならないようにしたいものです。

 

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↑一生に一度のウェディングドレス