地球に寄りそうサスティナブル住宅

スクラップ&ビルドをくり返す現代住宅はもう卒業。バレナは次世代に引き継ぐ本物の家造りを提案します。

TVのない自然だけの素敵な過ごしかた

古民家再生がひそかなブームです。ナマコ壁を塗る左官屋さん、屋根葺きかえの修繕をする瓦店さん、建物を修復する大工さんなど、来春まで仕事がいっぱいだそうです。 弊社でも松本市中山で、古民家の母屋を民泊としてリノーベーションしました。天井を取り除…

木造なのに外観はRC打ち放し⁈ リアリティーを追求する

松本市の国道19号線沿いにあるビクトリアンクラフトは、英国アンティーク家具と雑貨のお店。ダイニングテーブルやチェアをはじめ、照明器具、食器、ステーショナリー、ファブリックなど、所狭しと並んでいます。 使古したキズや色落ちなどがあるのですが、ど…

OK Google、住宅のIoT化って?!

6月初旬、都内のビルの一室で、電気メーカーの住宅設備の説明会ありました。 その内容は、「家族みんなが、住むほどにカラダもココロも元気になる。IoTを活用した住宅の話」。最近よく耳にするIoTは、Internet of Things=モノのインターネットの意味…

浮遊感を楽しみたい!

家造りでなかなか表現できないのが浮遊感。宙に浮いているようなフワーッとした感覚でジェットコースターに乗っているときや、スキー場でリフトに揺られるときのちょっぴり不安な気分です。 飛び込み台の先端に立ってジャンプする時のドキドキ感や、仰向けに…

原人の対応力

T大工さんとはじめて仕事をしたのは15年以上も前こと。確か松本市内の料亭跡地にそのオーナー家族の自宅を建てたときでした。 「床の間には倉庫に保管してあったネズコの木を使って」、「コーナーにはジグザグに枠を模って稲妻を表現したい」、「玄関脇に…

新元号をむかえて…

「最近は戦争がないよね」。妻と結婚した頃、義祖父が話したこの言葉には衝撃を受けました。 日清戦争(1894年~1895年)、日露戦争(1904年~1905年)、第一次世界大戦(1914年~1918年)、シベリア出兵(1918年~1922年)、満州事変(1931年~1932年)、日…

だから建築はオモシロイ!

40年近く前にある雑誌で、日比野勝彦(現東京藝術大学教授)さんが、渋谷のマンションを改装してアトリエを構えたという記事を見ました。当時彼は段ボールを使った作品が話題を呼び、新進気鋭のアーティストとして注目されていました。 アトリエはRC(鉄…

仕事の受注はあるのに工事が進まない

昨年は施工業者が大忙しで、大工、外壁、電気、設備、内装と、職人さんを確保するのに苦労しました。これは弊社だけではなく、ハウスメーカー、地域ビルダー、地場の工務店などでも、職人がいなくて工程通りに工事が進まないという話をよく耳にしました。 昨…

家造りは日々進化、快適さを目指して…

「住宅の断熱性能と明るさ感に関する研究」という講演論文を読みました。これは首都大学東京都と旭化成建材の方々によるアンケート調査に基づいた印象評価実験です。 対象者の居住する窓の断熱性能レベルを、Ⅰシングルガラス・アルミまたは鋼製枠、Ⅱペアガラ…

人生の節目で考えること

私事ですが今月26日で還暦を迎えました。といっても実感はなく、プロ野球の選手が2000本安打や200勝を達成したとき、「単なる通過点なので…」なんて言うのと同じで、その後も淡々と過ごしています。 そういえば30歳になるとき3歳年上の先輩が、「ボクは30歳…

タイニーハウスで暮らすという選択

東京で過ごしていた28年前、中央線沿線の住宅地に建つカメラマンの実家を訪ねたことがあります。彼はブラジル人女性と結婚して、アマゾンの僻地に暮らしていました。 仕事を依頼するときは、数キロ離れた家の住人に電話して呼び出してもらっていました。連絡…

この秋は建築ラッシュ!?

弊社のスタッフはこれまで3人でしたが、9月から現場管理を担当するMさんが入社しました。彼は元大工さんで、木造在来工法のプレカット工場、建材屋、地場の工務店の現場代理人などを経験し、まだ1ヶ月なのに弊社に欠かせない存在になっています。 私が一…

リゾート気分を味わうウッディな集合住宅

家造りをしていると、ときにはチャレンジャーになることがあります。それはコストの面だったり、建物の施工方法だったり……、いつもとは一味違ったものを創ろうとするとき。 弊社で建築している住宅なら、この規模のこの仕上げなら、だいたいこのくらいの金額…

空気の見える化

TV番組で水道水が飲めるのは世界で9カ国しかないことを知りました。日本はその国の一つですが、最近はペットボトルに入ったミネラルウォーターを飲むのが、あたりまえの時代になってきました。 私が子供の頃は、水道の蛇口をいっぱいに開けて、水をがぶ飲み…

ディテールにこだわる

「雰囲気がよくて感じのいい建物」、「外観のデザインがちょっとダサいかな」……など、見た目で家を判断することがあります。 それはちょっとした違いで決まります。たとえば、間取りを優先して外観の窓位置がバラバラになったり、壁タイルの割付が片側に寄っ…

2045シンギュラリティ

今から36年前、ある出版社の編集長が会社を退職して、新しいビジネスをはじめました。それは大企業のシステムエンジニアを引き抜き、パソコン検索して必要な情報を入手するソフトウエア会社で、今でいうベンチャー企業を目指していました。 社名にはHAL…

壊す家、残す家

7年前、松本市里山辺にある民家を二棟改修工事しました。その建物は隣どうしで、一棟は築40数年、もう一棟は築120年を越える古民家でした。 建築の仕事をはじめた頃、改築工事の打合をすると、「建物一部屋だけ残してもらえませんか?」という依頼があ…

FujisawaSSTは未来住宅のカタチ?

神奈川県藤沢市あるFujisawaサスティナブル・スマート・タウン(FujisawaSST)を見学してきました。 ここはパナソニックの工場跡地を利用して開発した「街づくりプロジェクト」。東京ドーム4個分、約6万坪の敷地に1,000世帯ほど,約3,000人が生活する街で、…

日本の住宅のゆくえ

ある取引業者さんから、賃貸アパートの空き家が増えていることを聞きました。古くなると入居者が減り、ゴーストタウンのようになると、借り手が見つかりません。家主さんは仕方なく家賃を値下げし、管理会社は家賃保証で四苦八苦しています。 最近都会のほう…

弾丸シェムリアップ

3泊5日という弾丸スケジュールで、世界遺産アンコールワットのあるカンボジア、シェムリアップに行って来ました。 カンボジアは1970年代ポルポト政権下で、多くの人たちが犠牲になりました。思想改造の名の下に、医師、教師、公務員、芸術家、資本家などの…

既成概念を打ち砕け

この度、年末にホームページをリニーュアルしました。 弊社の家造りをダイレクトに伝えるために、その冒頭で、住まい手が心地よく暮らせる「くうきを創る」を提案しています。 それは日々の生活の中で、「家族とのほんわか触れ合うリビング」だったり、「真…

新しい命に乾杯!

今年もあと1ヶ月いろいろありましたが、私たち夫婦の間でいちばんの話題は、娘が女の子を出産したことでした。「おめでとうございます。おじいちゃんですね」。この言葉には実感が湧かないというか、いまでも戸惑いがあります。 東京に出張中へ向かうバスの…

見えない力をくい止める

一般社団法人エコハウス研究会の第4回全国大会が新宿で開催されました。その内容は弊社が推奨している「そらどまの家」の事例発表会。工務店や設計事務所がたずさわったそらどま体験や、研究者による居住環境データなど、様々な興味深い報告がありました。 …

日常生活で感じるピュアな感動

「夜はほんとうに静か。外に出ると、木の枝が折れる『コトッ』という音が聞こえるんです」。「その上、星の数の多さにびっくり」。この夏、弊社で安曇野の別荘地に家を建てたご夫婦は、新鮮な驚きを隠しきれない様子。 都会から弊社を訪れる方は、打合せ室か…

戦後生まれの日本の家

「日本の街は住宅が途切れない」。ある外国人旅行者が、新幹線の車窓からの眺めたときの感想。特に東京の過密さには驚かされます。高層ビルから見る夜景は、その明りのすべてに人が住んでいることに不思議な感じがします。 戦後の焼け野原から国の住宅政策が…

コンクリートパネルの家は手ごわい

ハウスメーカーがコンクリートパネルで組み立てる家は、「火に強い」、「地震に強い」、「風雨に強い」…など、頑丈で長持ち。安心かがあります。 建築コストはかかりますが、その分耐久性があり長い目で見ればお得なのかもしれません。最近縁あって、築20…

リフォーム工事で‥‥、意外な発見!

私事ですが、3週間前から自宅のリフォーム工事をしています。メインは外壁塗装工事。今年で築21年目をむかえる我が家では、自宅についてはほとんどノータッチ。恥ずかしながら「紺屋の白袴」で、初めて屋根と外壁を塗りました。 外壁は杉の羽目板材で、板…

時代はめぐりめぐって……

「ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ?」 第30回サラリーマン川柳で、1位を獲得したこの句は、いまの若者とその親世代をよくあらわしています。 バブル時代(1986-1991)は、とにかくみんなが浮かれていました。高給取りでない若者も高級ブラ…

「バレナスタイル」

職業柄、新築住宅のチラシを見ますが、時々疲れてしまいます。 それはいかに自社の商品(家)が優れているかを連呼しているからで、読み手の立場から考えると、どんな建物がいいのかわからなくなってしまうからです。 最近のチラシの傾向をみると3つのパタ…

安曇野でお伴をさがす

安曇野は春間近。用水路からは雪解け水が飛沫をあげながら勢いよく流れる。桜の季節はもう少し先ですが、ひんやりとした空気が気持いい。 朝の目覚めは、喉を潰したようなキジの鳴き声。すると愛犬が背伸びをして、起きろとばかり顔をペロペロなめまわす。お…